ロンドン五輪テストイベントで金メダル

  • 26
  • Mar

※サンケイビジネスアイ紙で連載していたコラムを紹介します。


8月ロンドン五輪テストイベントで金メダルを獲得した近藤愛(写真中央右)・田畑和歌子。撮影:中嶋一成

サンケイビジネスアイ・コラム(56)
ロンドン五輪テストイベントで金メダル

 2012年夏にはじまるロンドン五輪。世界最大のスポーツイベントに向けて、開催地では準備が着々と進んでいる。今年8月、ロンドン五輪セーリング競技のテストイベントが、イギリス南西部ウェイマスで開催された。この大会は五輪をなぞった模擬イベントで、五輪本番もウェイマスで開催される。テストイベントの出場選手は1種目につき各国1チーム。イベントの進行や大会運営、報道体制までも本番さながらにおこなわれた。

 テストイベントとはいえ、出場するのは各国を代表するトップ選手ばかりだ。五輪本番の1年前にちょうど同じ海面で、テストイベントを体験できることは、選手にとって大きなアドバンテージになる。他競技と違って自然をも相手に戦うセーリングは、時期や地形による風や潮の特長を知ることは必須事項。実際に、各国は本大会でしかできない風や潮流調査をおこなっていたようだ。そのためテストイベントとはいえ、出場選手の気迫は本番と変わらない。

 五輪セーリング競技は10種目あり、日本はそのうち8種目の出場、メダル獲得を目指している。この五輪テストイベントで、ふたり乗り470級女子に出場する近藤愛・田畑和歌子組(アビームコンサルティング所属)が金メダルを獲得した。彼女たちは、本年度のセーリングワールドカップでスペイン大会とオランダ大会で銀メダルを獲得。さらに、この大会で金メダルを獲得したことは、五輪本番へ向けて大きな自信につながったことだろう。

 しかし、厳しい言い方かもしれないが、これはあくまでテストイベントである。選手の目標は、来年オリンピック本番の表彰台。他国は残り1年でブラッシュアップしてくるだろう。もちろん日本も負けてはいられない。五輪本番でも同じ顔ぶれで戦うことになるのか? それとも伏兵が潜んでいるのか? ロンドン五輪まで残り1年を切った。これから本当の戦いがはじまる。(2011.8 文/平井淳一)

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