ロシア・サンクトペテルブルク開催、レッドブル・フォイリングジェネレーション

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  • Sep

 9月25〜27日、ロシア・サンクトペテルブルクで「レッドブル・フォイリングジェネレーション」が開催されました。日本からはじまり、世界7カ国で開催されるこの「次世代セーラー発掘プログラム」も6カ国目に突入。本大会にはロシア国籍を持つ16から20歳まで10チームがエントリーしました。(BHM編集部)

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フォイリングカタマラン、フライングファントムによるレッドブル・フォイリングジェネレーションがロシアで開催されました。photo by Denis Klero / Red Bull Content Pool

 サンクトペテルブルクは、ワールドマッチレーシングツアーやキールボートレース、エクストリームセーリングシリーズが開催される世界的なセーリング基地。ロシアは五輪活動も盛んで、旧ソビエト時代をふくめると世界でも上位に入るメダル獲得国です。

 ロシア大会はトレーニングセッションの後、予選、決勝がおこなわれました。しかし、風が不安定でレース初日はノーレース。2日目、最終日とも軽風のなかでレースは進行しました。シリーズまれにみる軽風シリーズを制したのは、サイモン・スホノ/キリル・エチャニノフです。全レース一度も負けることなく優勝を飾りました。

「フォイリングするのは初めてです。素晴らしい体験になりました。フライングファントムに乗って、フィジカル、セーリングの進化、コントロールする技術やスピードに驚かされました。ぼくらの優勝に秘密はありませんが、ベストを尽くして戦いました」(キリル・エチャニノフ)

 ロシア大会は、日本、イギリス、イタリア、スウェーデン、デンマークに続いて6カ国目の開催です。日本大会は4月に和歌山で開催され、高校生、大学生を中心に19チームがエントリーしました。日本大会は矢野伸一郎/藤木一誓(和歌山工高/向陽高)が優勝。世界7カ国の優勝チームは、2016年に開催されるワールドファイナルへ進出し、ワールドチャンピオンを決定します。

 アメリカズカップにも採用されているフォイリングカタマラン(フライングファントム)という船の特性上、選手には高いセーリングスキルが求められます。日本だけでなく世界の若いセーラーも同様に、普段フォイルボートに乗る機会はほとんどなく、「若いセーラーにフォイルボートに乗るチャンスを与え、ユースアメリカズカップ、アメリカズカップへ進む手助けをする」ことを目的にレッドブル・フォイリングジェネレーションは発案されました。

「このプログラムのバックグラウンドには、普段、オリンピック艇種でトレーニングしている選手たちに最先端のセーリング技術であるフォイリングカタマランを経験してもらい、彼らを次のステージへ引き上げる考えがあります」とオリンピックで2度の金メダルを獲得したローマン・ハガラ スポーツティレクター。

 次回のレッドブル・フォイリングジェネレーションは、10月19〜21日にフランス・ラボールで開催されます。


ロシア大会ダイジェスト映像

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ロシア大会入賞選手。photo by Denis Klero / Red Bull Content Pool

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10チームが出場したロシア大会。10代シングルハンドセーラーが多かったったようです。photo by Denis Klero / Red Bull Content Pool

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軽風シリーズとなったロシア大会。次回(最終開催国)はフランスで開催されます。photo by Denis Klero / Red Bull Content Pool

◎レッドブル・フォイリングジェネレーション ロシア大会成績
1. Simon Suhno / Kirill Elchaninov
2. Maxim Sudachkov / Andrew Malnev
3. Dmitry Tretyakov / Daniel Banayan
4. Aleksander Moskvichev / Pavel Rasskazov

◎レッドブル・フォイリングジェネレーション代表選手
第1回 日本代表:矢野伸一郎/藤木一誓
第2回 イギリス代表:オーウェン・ボワーマン/モーガン・ピーチ
第3回 イタリア代表:マッテオ・ピラティ/フランチェスコ・ルバゴッティ
第4回 スウェーデン代表:セリナ・バーリン/オスカー・ベングトソン
第5回 デンマーク代表:フレデリック・ジャスト・メルセン/マークス・ニールセン
第6回 ロシア代表:サイモン・スホノ/キリル・エチャニノフ

◎RedBull
http://www.redbull.com/jp

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