バルクヘッドマガジンは、イエールISAFワールドカップ取材から戻りました

  • 30
  • Apr

 フランス・イエールで開催された「ISAFセーリングワールドカップ」の取材から葉山の編集部へ戻りました。これから一週間ぐらい写真作業と原稿作業が続きます。外出する必要もなく部屋にこもってジメジメした作業ではありますが、根気よくがんばります。がんばろう…。(BHM編集部)

 4月はマヨルカ・プリンセスソフィア杯(五輪代表選考)にはじまり、和歌山レッドブル・フォイリングジェネレーション、イエールISAFワールドカップといった取材をしました。読者の注目度も高く、たくさんの方がバルクヘッドマガジンを見に来てくれました。本当にありがとうございます。

 今年、オリンピック種目の国際大会を取材撮影するのはイエールで3回目。レース期間中は、ほとんどの時間を海上とプレスルームで過ごすので、観光するわけでも食道楽するわけでもありませんが、編集長にとってその国のセーリング文化、そして世界のフォトグラファーの仕事に触れることは刺激的です。

 フランスは、よくも悪くも古くて独特だと感じています。フランスのフォトグラファーは撮影の視点が個性的で、プレスルームに戻って写真を見せてもらって「へぇ、こういう写真を撮るんだ」と感心することがありました。

 自分だけのオリジナリティを重視するだけでなく、プロ意識も高く、話を聞いていてもなるほどと思います。とはいえ、それだけでは生業として成り立たないわけで、うまく仕事につなげているのがすごいな、と思います(これは相手のほうが自分に対して「日本からどうしてわざわざ?」と思っているかもしれませんが)。

 日本のヨッティングフォトグラフィーは、欧州より10年遅れています。いや、遅れているというよりも、必要がなかったので、バブル経済以降、成長しなかった、というべきかもしれません。だから、編集長にとって海外の有名フォトグラファーと一緒に仕事をすることは、実演をまじえた貴重な講義でもあるわけです。

 いま、オリンピックの日本開催が決まり、いくつかの世界選手権も計画され、さらにわたしたちを興奮させるニュースが続々と飛び込んできています。これから数年は、日本のセーリング文化が発展していくための良いチャンス期間といえます。今回は自分が関係するヨッティングフォトグラフィーについて書きましたが、セーリングに関わるいろいろなことが成長していくのは楽しみです。

バルクヘッドマガジン・フォトギャラリー
【最新】4月 イエール・ISAFセーリングワールドカップ
4月 マヨルカ・プリンセスソフィア杯
3月 江の島オプティミスト級ナショナルチーム選考
3月 葉山・ニッポンカップ(初日2日目
3月 蒲郡・大学対抗&U25マッチレース
1月 マイアミ・ISAFセーリングワールドカップ
1月 光・ゴアテックス・ニューイヤーレガッタ

全日本インカレ特集
2014年 福岡・全日本インカレ
2014年 蒲郡・全日本インカレ個人戦
2013年 西宮・全日本インカレ
2011年 江の島・全日本インカレ
2010年 蒲郡・全日本インカレ
2008年 西宮・全日本インカレ
2007年 琵琶湖・全日本インカレ
2005年 江の島・全日本インカレ

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この写真は、普通に見えるかもしれませんが、とても緊張するなかで撮影したものです。これは、編集長が49erFX級の待ち時間に「ジャイビングポイントまで先に行って、フリートが向かってくるところを撮らない?」とアイデアを出し、同じフォトボートに乗っていたスペインとフランスのフォトグラファーが「いいね、トライしてみよう!」ということになって撮影したもの。この撮影が難しいとされる点は、いくつかあります。まず、上マークをまわる前にプロパーコースを予想するのは困難です(49erFX級は470級のようにウイングマークを使いません)。大雑把なタクティクスなら編集長にも予想できますが、それでも走っている選手ではないのですからコースまで読めません。さらに、ベストの撮影時間は1、2秒しかありません。きれいに並ぶ瞬間だけがベストショットで、このシーンのすぐ後にフリートはばらけてしまいます。最後にもっともむずかしいのは、レース艇を避けるタイミング。待っていればいるほど、アップの写真を撮れますが、それでは危ないし、選手の進路を妨害してしまいます。どんなスピードとタイミングで、避ければOKなのかを考えながらシャッターを押しているわけです。撮影が終わったあとは、みんなで「いまのは、うまくいったよね」等と感想を言い合ったりします。photo by Junichi Hirai

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