ドイツ・レーザー世界選手権、南里後退

  • 09
  • May

 ドイツ・レーザー級世界選手権5日目。今日から決勝グループ(ゴールド、シルバー、ブロンズ)の3フリートに分かれてレースがおこなわれます。風が南になってからは気温も上昇、晴れ間が出ると温かく感じるようで、昨日の寒さが嘘のようでした。晴れたり曇ったりする中、風も強弱あり、左右へのシフトありで、風のないエアポケットのような区域に入ってしまった艇は追い上げがむずかしい展開でした。(レポート/JSAFオリ特:斎藤愛子)


ボルテルハーゲンで開催されているレーザーワールド決勝シリーズがはじまりました。photo by Nils Bergmann

 シルバーフリートに残った南里は、苦戦を強いられています。
「スタートで出遅れて、それでも行きたいサイドへブランケットでもがまんして行っている間に、行き場所がなくなってしまいました。2レース目は逆にふらふら左右に定まらないコースになってしまったり。歯車がかみ合わないです。スピードもつまっている感じがするので、明日は改善してがんばります」(南里)

 1レース目は、1下マークでの順位を2上では30位まであげてきました。怖いもの知らずのヤングパワーを持っていますから、明日はそれがレース展開とかみあってほしいと思います。

 枠とりは、10か国中、9位に下がりました(五輪出場は、シルバーフリートの国枠未取得国・10カ国のなかで上位6カ国がボーダーライン)。シルバーフリートの中で、チェコがダントツ、軽風だとトリニダード・トバゴ、エルサルバドルが順位をあげて、この3艇は少し離れてしまいました。


決勝フリート(シルバー)に入り、レースがかみ合わないという南里研二。photo by Yoichi Iijima

 しかし、残りの7カ国は204点から227点の間に僅差で並んでいるため、南里は明日の2レースで踏ん張り、圏内へ戻すことが目標です。

 今日、レースの前に永井が南里と走りをチェックしようとしてくれました。世界選手権10回目のベテラン・永井は、「自分がいつものスピードが出せているかいないかをチェックすることが重要です。周囲の人が速いから自分が遅く思えるのか、自分の本来のスピードが出ているのかいないのか、今日はできなかったけど、明日はスタート前に走り合わせてチェックしたらいい」と、明日の南里へアドバイスをくれました。

 オーストラリアのスリングスビーは、ハーバーからレースエリアまでオーストラリア4艇を相手にスピードチェックをしながらセーリングしていきます。南里も、やるべきことをしっかりやって、明日は挽回です。

◎レーザー級世界選手権5日目 170艇62か国出場
105位 南里研二 27-21-24-21-16- (52)-33-(49)-39-45
116位 安田真之助 40-(42)-38-28-(42)-11-33-20-20-11
130位 永井久規 29-43-16-41-36-48-(49)-(BFD57)-9-22
132位 ホール・イアン 36-28-(50)-40-41-37-20-(51)-33-16
136位 城 航太 33-31-44-49-47-19-(52)-44-24-20
161位 粟野和昭 54-50-55-(56)-48-52-50-BFD56-48-44-35

◎Audi Laser World Championship 2012
http://www.laserworldchampionship.com/

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