テッサロニキ470級世界選手権5日目、日本健闘するもメダルレース進出ならず

  • 15
  • Jul

 7月14日、軽風シリーズとなっている「テッサロニキ470級世界選手権」5日目。決勝シリーズ最終日も陸上で長時間風待ちした後、午後3時過ぎに出艇。ゴールドフリートは3レースおこなわれました。日本チームは善戦するも上位10艇のメダルレース進出ならず。最終日を前に世界選手権を終えました。(BHM編集部)

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11位でワールドを終えた土居一斗/木村直矢(チームアビーム)。8-12-6-10-12-14-20-3-(20)-11の成績でした。photo by Junichi Hirai

 日本チームは土居一斗/木村直矢の11位が最高順位。決勝シリーズ最終日、土居/木村、市野直毅/長谷川孝(最終13位)は、風速14ノットまであがる風の中で好レースをみせました。神木 聖/疋田大晟は、第10レースでポート艇に衝突されてリタイア。救済された成績が加算され16位に終わりました。

「チームを結成してまだ日が浅く、これまでいくつかの課題を持って、この世界選手権を目標に活動してきました。チームの課題はコンビネーションを含めていろいろあったのですが、課題の部分は改善できている。今年やってきた練習の成果を世界選手権で出せたことは、よかったと思います」(土居一斗)

 メダルレース進出は叶わなかった日本チームですが、戦いの内容は見応えがあるものでした。BHM編集長が現地で取材しで感じたのは、日本チームの実力が着実にあがっている、ということです。

 パンピングフラッグが上がった場合など、日本勢は相当の技術も持っていて、後方から追い抜くシーンを多くみました。各チームとも集中合宿で取り組んできた練習の成果といえるでしょう。

 惜しむらくは予選の成績を安定できず、シリーズ早々に失点を重ねてしまったこと。日本は後位置から追い上げる展開になりましたが、シリーズ全体を通した「メダルを取るための」レースの組み立て方に課題が残るように思いました。

 全員がワールド初出場となった女子は、ワールドの経験を積んだという言い方が正しく、まだまだ未知の力を持っています。今後、どんな活動をしていくのか、によりますが、世界のレーシングシーンに加わることで、成長することになります。経験を積むという部分は、日本で活動していて得られるものではありません。

 さあ、15日最終日は男女メダルレースがおこなわれます。女子はポーランドがほぼ金メダル確実。男子はスウェーデンとオーストラリアが1点差で並び、緊迫の戦いが期待されます。

テッサロニキ470級世界選手権成績 11レース終了時
男子 72艇
1. SWE Anton DAHLBERG / Fredrik BERGSTROM 35p
2. AUT David BARGEHR / Lukas MAHR 36p
3. AUS Mathew BELCHER / Will RYAN 60p
11. 土居一斗/木村直矢 98p
 8-12-6-10-12-14-20-3-(20)-11-2
13. 市野直毅/長谷川孝 104p
 13-(UFD)-9-8-24-6-8-17-11-3-5
16. 神木 聖/疋田大晟 136.6p
 19-19-9-6-6-7-7-28-(29)-RDG-RDG
18. 磯崎哲也/高柳 彬 144p
 27-(UFD)-17-10-6-16-16-2-9-20-21
19. 今村 亮/外薗潤平 147p
 2-23-19-19-19-12-13-13-(BFD)-24-3
21. 高山大智/今村公彦 159p
 23-1-11-(UFD)-27-19-31-6-5-19-17
シルバーフリート
38. 出道耕輔/中川大河 97p
39. 小泉颯作/野田友哉 110p

女子 60艇
1. POL Agnieszka SKRZYPULEC / Irmina MROZEK GLISZCZYNSKA 28p
2. GBR Hannah MILLS / Eilidh MCINTYRE 44p
3. SLO Tina MRAK / Veronika MACAROL 50p
25. 田中美紗樹/工藤彩乃 160p
シルバーフリート
37. 宇田川真乃/関 友里恵 131p
47. 山本佑莉/斎藤由莉 173p
49. 林 優季/西代 周 196p

◎テッサロニキ470級世界選手権
http://2017worlds.470.org/
◎470世界選手権フォトギャラリー(BHMフェイスブック)
https://www.facebook.com/bulkheader

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最終日に11-3-5位。総合13位まであげた市野直毅/長谷川孝。photo by Junichi Hirai

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14ノットまであがったフリートレース最終日。photo by Junichi Hirai

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第11レースでは土居/木村、今村 亮/外薗潤平(一宮グループ/JR九州)が2、3位でバトル。日本チームが総合10位以内に入らなかったことから、2018年度ナショナルチームは次回選考(蒲郡ワールドカップ、江の島オリンピックウィーク。世界ランキング)へ持ち越しされます。photo by Junichi Hirai

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シルバーフリートも全予定レースを実施。出道耕輔/中川大河(福井県セーリング連盟)がシルバー2位、小泉颯作/野田友哉(トヨタ自動車東日本/日本経済大)が3位。photo by Junichi Hirai

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最終レースのフィニッシュは午後8時過ぎ。日没時間が遅いギリシアだからできるレース運営です。photo by Junichi Hirai


470世界選手権5日目ダイジェスト映像

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