スター、メルジェス、TP52。マイアミが熱い

  • 07
  • Mar

 今週のアメリカ・マイアミは、ビッグレガッタが開催されています。第86回バカルディ・マイアミセーリングウィークでは、メイン競技となるスター級をはじめ、ヴァイパー640、メルジェス20、メルジェス24、J/70のワンデザインキールボートが合計178艇出場。毎年1月に開催されるキーウエストレースウィークを追い越す人気を見せています。(BHM編集部)


63艇が出場するスター級。現在トップはトーベン・グラエルの兄、事故で片足を失ったラース・グラエル(BRA。写真左)です。photo by Cory Silken

◎バカルディ・マイアミセーリングウィーク
http://www.miamisailingweek.com/
スター級 参加63艇
メルジェス20 参加51艇
メルジェス24 参加19艇
J/70 参加20艇
ヴァイパー640 参加25艇


バカルディ・セーリングウィークのプロモーションビデオ。6月には東海岸ニューポートでも開催されます

 昨年と比べ意味合いが大きく異なるのは、スター級が2016年リオ五輪からなくなる(なくなった)ことでしょう。スター級は1932年にオリンピックに採用されてから、最も古いキールボートクラスとして採用されてきました。1976年のモントリオール五輪で一時的になくなりますが、翌モスクワ五輪で復活しています。

 しかし、今回のバカルディ・マイアミセーリングウィークでは前年と同等の数を集めて盛大に開催されています。もともとアメリカズカップセーラーやプロセーラーが勢揃いしていたスター級は、五輪種目のなかでも異彩を放っていたし、他種目のメインサーキットとなるISAFセーリングワールドカップを重要視しない向きもありました。これは、ベテランやプロセーラーのキャンペーンスタイルが、他種目の選手と大きく違っていたのが理由です。オリンピックからなくなっても、高レベルの戦いがおこなわれるスター級の大会は、フリートを維持したまま継続されるのでしょうか?

 日本から〈マンマユート!〉(亀井直文ヘルムスマン)、〈SPN〉(渡部洋介ヘルムスマン)が出場するメルジェス20クラスは、だれもが驚く、51艇の参加を集めることに成功しました。アメリカではメルジェス20フリートが拡大しつつあります。このなかで〈サンバ・パ・ティ〉〈ハートブレイカー〉〈インタンク〉などメルジェス32で活動するチームが出場している点にも注目。これは、メルジェス20が32よりも少人数で活動できるため、低コストでヘルムスマンのドライブ力を磨く良い練習になる、という理由もあるようです。

 また、同期間中にマイアミでは、今年アメリカ初上陸を果たした52スーパーシリーズ(TP52とIRC52)の流れから2013年52世界選手権がおこなわれています。この大会には、イタリア、イギリス、アメリカ、スウェーデン、オランダから8チームが出場しています。欧州でおこなわれていたアウディ・メッドカップまでの派手さはありませんが、52フィートの戦いは見ているだけでシビレます。

◎52スーパーシリーズ
http://www.52superseries.com/


52世界選手権初日は軽風のなか2レースを消化。イタリアの〈アズーラ〉が首位に立ちました。タクティシャンは、またしてもバスコです。photo by Xaume Olleros / 52 Super Series


52ワールド初日ダイジェスト動画

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