ケラマブルーの海に来たよ!沖縄で開催、第3回2018フューチャーズ座間味レガッタ

  • 04
  • Jan

 12月26〜30日、沖縄県座間味島で「2018 FUTURES ZAMAMI REGATTA」(フューチャーズ座間味レガッタ)が開催されました。このイベントは、今年で3回目を迎えるジュニアセーラーのためのセーリングイベントです。(レポート/兵庫 中澤)


フューチャーズ座間味レガッタは、レースだけでなく座間味の海で思い切り遊び、全国の子供達と仲良くなる盛りだくさんの内容です。photo by FZR2018

 参加メンバーは、沖縄県内外から小中学生の計12名。座間味島から1名、沖縄県宜野湾:3名、沖縄県石垣島:1名、福岡県:1名、山口県:1名、神奈川県:3名、兵庫県:2名が参加しました。

 開催場所は、沖縄県那覇市から西に40キロ。沖縄泊港からフェリーで渡航する、大小20余りの島々からなる慶良間諸島の座間味島です。

 「ケラマブルー」と呼ばれる世界有数の美しい海域などから国立公園に指定されマリンレジャーも盛んな場所です。同地は、日本オリンピック・ナショナルチームのトレーニング基地としても活用されています。

 子供たちはウミガメに出会える座間味島の素晴らしい環境の下でセーリングの楽しさと海の美しさを改めて感じる5日間をゆっくりと過ごしました。


開催場所は沖縄那覇からフェリーで向かう座間味島。湾内は軽中風+フラット海面、外海は強風+うねり、という特長があります。photo by Junichi Hirai


オリンピックを目指して座間味で強化合宿している日本チームと記念撮影しました。photo by FZR2018

12月26日 1日目
午前:那覇泊港のフェリー乗り場に集合。これから始まる座間味セーリングの期待と不安を胸にフェリーで座間味島へ!

午後:フューチャーズ座間味レガッタは、470日本ナショナルチームとの交流会からスタートしました。その後、選手全員の自己紹介タイムです。ふたりずつペアになって、住んでいる場所や好きな食べ物を聞き出して、みんなの前で発表。すぐに仲良くなりました。

それから艇庫へ移動してチャーター艇の準備開始です。ただ残念なことに、あいにくの雨模様。阿真ビーチ近くの艇庫内で足りないものがないかチェックしながら全艇艤装。翌日の強風予報に備え、強風用セールセッティングやハイクアウトの事前練習も行い、すぐ海に出られるよう準備しました。

夜:座間味村公民館でレセプション。座間味村、宮里村長の挨拶でスタートし、選手・保護者と大会関係者の皆さまとで交流しました。翌日から使用するビブスが手渡された後、スポンサーから提供いただいたヨットグッズのプレゼント大会も開催されました。


初日は艇の準備。荒天のため艇庫内でハイクアウトを練習しました。photo by FZR2018


公民館でおこなわれたレセプション。大会記念ビブスやTシャツ、スポンサーからの記念品、バルクヘッドマガジンからはカレンダーがプレゼントされました。photo by FZR2018

12月27日 2日目
午前:阿真ビーチから出艇。前日までの曇り空から、ついに天気が晴れ、ケラマブルーの海と砂浜を目の前にした子供たちのテンションは上がります。

ただ20ノット前後の強風コンディションのため、艇数をしぼり選手全員で協力して1艇ずつ出艇し、マークを使った帆走練習とレースを1本実施しました。

午後:強風が続く沖合を避け、セーリング会場を座間味港内に変更。選手を2チームに分け、風下マークを回って帰ってくるリレー方式のレースを実施しました。選手の乗り換えは砂浜です。

12月末とは言うものの、ここは沖縄です。水温が高くウェットを着ている選手は海水浴状態で大はしゃぎ! 折り返してきた味方の選手にアドバイスの声をかけながらレースは進ました。大接戦となり海上での乗り換えのスムースさが勝敗を決めました。


強風のため場所を移動して港内でセーリング。フューチャーズ座間味レガッタの参加者はBクラスの選手(初心者)が多いので、無理なレースはしません。photo by FZR2018


フリートレースから2チーム(ライオン組とトマト組)に分かれておこなうリレー形式に変更されました。中学生がリーダーになってチームをまとめます。円陣を組んで気合十分。photo by FZR2018


港内のブイをまわってくるだけのシンプルなレースです。乗り換えは砂浜で、待っている時は大きな声で選手を応援していました。photo by FZR2018

12月28日 3日目
午前:前日に続き、座間味港内でのリレー方式のレース。あいにくの曇り時々雨、強風で肌寒い日となりました。変則三角形のコースに変更し、人数選手も増え1レースの時間も長くなり、盛り上がりました。

午後:阿真ビーチにフネを回航して船の片づけ。艇庫でセール、マスト、艇体を水できれいに洗って元の状態に戻し、この3日間を過ごした感想や今後の抱負を全員の前で1人ずつ発表して大会を締めくくりました。

島内観光:3カ所の展望台(稲崎、女瀬の埼、高月山)。稲崎展望台は広い海面を一望でき、ホエールウォッチングのシーズン中(12月下旬〜4上旬)には毎日ベテラン探鯨係の方が常駐され、ここからザトウクジラを見ることができるそうですが、残念ながら今日はクジラにあえませんでした。 


リレー対決に勝利したライオンチームには花田レース委員長より、沖縄のブルーシール・アイスクリームが手渡されました。photo by FZR2018

12月29日 4日目
当初の予定では本日終了のはずが、悪天候でフェリーが全便欠航となり延長が決定。子供たちは思いがけない変更で大喜び。島内観光・海遊びなど、好きなことをして思い思いに1日を過ごしました。


沖縄の離島ではよくあることですが荒天により渡航フェリーが欠航。思わぬ滞在延期により、シュノーケリングしたり島内観光したり、それぞれ楽しみました。photo by FZR2018


フューチャーズ座間味の目的のひとつは座間味の海で思い切り遊ぶこと。透明度の高い海に潜るとウミガメ(なんと4匹も!)が泳いでいました。photo by FZR2018

12月30日 5日目
当日の朝、無事フェリー運航再開が決まりバタバタ荷造り、出航時にはお世話になった座間味の方々が見送りに来てくれました。
トータル5日間も大変お世話になりました。また来たいね!それぞれの思いを胸に高速船クイーンざまみで帰路につきました。

 フューチャーズ座間味レガッタは関係者全員の協力で実現するジュニア世代の飛躍を支え続ける手作りセーリングイベントです。次回の参加者はあなたかもしれません。

 実行委員会、座間味村役場、関係者の皆さま。大変お世話になり、ありがとうございました。


セーリング+ウミガメと遊べる海は日本で珍しいかもしれません。フューチャーズ座間味レガッタのフューチャーズは「未来のセーラー」という意味。子どもたちがセーリングを好きになり、きれいな海の大切さを知るきっかけになってくれればと思います。今回は実現できませんでしたが、日本で最も厳しいトレーニングをしている日本ナショナルチームの練習を、ジュニアたちに見せてあげられたら刺激的です。次回の開催は2019年末を予定しています。冬休みの日程調整が大変ですが、みなさん、ぜひ参加してみてください。たのしいですよ!(BHM編集部)

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