グルーパーマ、ジュリーリグでフィニッシュ

  • 11
  • Apr

 トップを走っていたフランスの〈グルーパーマ〉が、フィニッシュ直前の60マイル手前でマストを折り、ウルグアイ(プンタ・デル・エステ)で応急処置をして、ジュリーリグで第5レグへ復帰。トップの〈プーマ〉から約4日遅れて、ブラジル・イタジャイへフィニッシュしました。ジュリーリグ(Jury rig)とは、マストが折れたりして通常のセーリングができなくなった場合に、折れ残ったパーツを組み合わせて作る応急リグのことです。世界一周をするには、セーリング技術や航海術に長けているのは当然として、船の構造を知り、さらにどんな時にでも臨機応変に対処できる自由な発想が必要なんですね。フレンチ軍団、見事でした。(BHM編集部)


ジュリーリグでプンタ・デル・エステを出港した〈グルーパーマ〉。photo by Yann Riou/Groupama Sailing Team/Volvo Ocean Race


プンタ・デル・エステでは、マスト下部を切り落とし、上部から伸びるリギンを切って調整してジュリーリグを作ったようです。ジブはステイスルを使っています。photo by IAN ROMAN/Volvo Ocean Race


マストトップ。photo by PAUL TODD/Volvo Ocean Race


ブームエンド。セールを巻きつけてリーフしてあります。リーチ部分につけてあるシートはナンでしょうか。リーチテンションを入れるための応急処置? photo by PAUL TODD/Volvo Ocean Race


4日遅れただけでフィニッシュ。20点を獲得して、総合2位を保持です。photo by PAUL TODD/Volvo Ocean Race


こちらは第1レグでディスマストした〈プーマ〉のジュリーリグ。海上での応急処理なので仕方ありませんが、マスト下部が使われてセールを大きく展開できていません。ただ、マストの折れ方にもラッキー、アンラッキーがありそうですね。photo by Amory Ross/PUMA Ocean Racing/Volvo Ocean Race


第5レグに復帰した〈カンペール〉はレース続行中。これからケープホーンを回航します。photo by Hamish Hooper/CAMPER ETNZ/Volvo Ocean Race


ジュリーリグで走る〈グルーパーマ〉(動画)。トラブルシューティングの経験値は、世界一周経験の豊富なフランスチームがいちばんかもしれません

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