イタリア世界選手権を目指して盛り上がる!第3回J/24フリートレース・レポート

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  • Jun

 6月17日、相模湾で「第3回J/24フリートレース」が開催されました。灰色の雲が垂れ込める一角に紫陽花の青色を映したかのような、はかなくも清々しい梅雨の晴れ間の青空の下、今年3回目となるJ/24関東フリートレースが開催されました。(レポート/観音崎、写真/保田)


3レースおこなわれた第3回フリートレース。写真は優勝の月光チームです

 ハイパフォーマンスボートの活躍が華やかな現代キールボート界において、そのトラディッショナルなスタイルと高い戦術性で根強い人気を誇るJ/24。わが国でも数が減っているとは言え、老若男女を集めレベルの高い熱い戦いが毎度繰り広げられています。

 真夏のイタリア・ガルダ湖で開催予定の今年の世界選手権では、参加艇数総勢90艇以上、1チーム5人としても選手だけで総勢500名近くと巨大な祭典になることが確実視されており、日本からも複数のチームが参加することも相まって世界選手権熱が徐々に高まってきています。

 今回は、世界選手権に参加の関西の雄〈シエスタ〉と、防衛大学校から2艇を迎え、総勢11艇が梅雨晴れの相模湾に集う賑やかなレースとなりました。

 海面はいつもと同様の三崎沖。朝は北風がそよそよと入り込む涼しいコンディションであったものの、時間の経過とともにすぐそこまで来た夏を彷彿とさせる晴れ間が広がり始めて気温が上昇。周囲は風待ちの様相を呈し始め、各艇とものんびりモードに。

 それでもサイズの割に乗艇人数の多いJ/24では楽しい話題に事欠くことはなく、時折静かな海面に各チームの明るい笑い声を響かせながら、待つこと1時間、依然安定感を欠く南の軽風の中で戦いの火ぶたは切って落とされました。

 その日のポイントは、南北に低い山々を連ねて横たわる三浦半島の影響と、ちょうど昼過ぎに転流した潮の流れ、そして時折思い出したように入ってくる沖の風という3つのファクターをうまく勘案できるかどうか、というところ。

 また、振れの少ない南風はボートスピードも重要になってきます。はじめはスタート失敗でつまづき3位発進ながら、安定したスピードを武器に2レース目3レース目をトップで纏めた〈月光〉が、オール2位と勝負強さを遺憾なく発揮する〈シエスタ〉を抑えて優勝を飾りました。

6月24日、合同練習会を開催!

 気温の上昇に呼応するように来るべき世界選手権に向けて練習の機運も高まるばかり。今週末は関東フリート合同練習会を開催予定です。この季節毎週のように鍛練を重ねてゆくことで、5人6人が一心同体となったチームワークが磨かれ、また今年もかけがえのない思い出が紡がれてゆきます。

 これからキールボートを始めてみたいという方、あるいはハイパフォーマンスボートばかりでは疲れるという方、大人数でわいわいガヤガヤやりたい方、J/24というオールドファッションで奥深い世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。チームでなく御一人での参加も大歓迎です。

 次回は7月24日にフリートレースを開催予定です。

J/24関東フリートホームページ
http://kanto-fleet.lets-sports.net


2018年第3回J/24フリートレース 成績

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