アメリカ取材遠征の写真を公開しています

  • 17
  • Jul

 アメリカ西海岸の取材遠征から戻りました。サンフランシスコ、ロサンゼルスと二週間にわたるバルクヘッドマガジン特別編は、いかがでしたでしょうか。今回は、フェイスブックであまりヨットと関係のない情報も発信し、それほどオタクでない方にもたのしんでもらえるように、アメリカズカップやトランスパックヨットレース取材の裏側をお伝えできた(かな?)と思います。(BHM編集部)


バルクヘッドマガジンがアメリカ西海岸取材で撮影した写真を公開しています。下記のリンクから御覧ください。写真をご希望される方はメール(editor@bulkhead.jp)でご連絡ください。カート機能は使えません。

(1)トランスパック最終(ベンガル、ビーコム)
(2)トランスパック2日目(クレセント)
(3)トランスパック初日(貴帆、テンクオーター、ゲフィオン)
(4)トランスパック・プレイベント
(5)アメリカズカップ・オープニング

 ときどき読んでいただいた方なら、わかると思いますが、毎日、かるーいトラブルの連続でした。撮影当日にレンタカーのバッテリーをあげてしまったり、モノをなくしたり、道路閉鎖にあったり、危険なモーテルに宿泊したり、カラダを壊したり等など。

 いや、トラブルというのとはちょっと違うかもしれません。これは海外でも日本でも同じ事ですが、はじめて行くヨットレースやヨットクラブ、はじめて会う人、はじめての場所に足を運ぶ場合は、前もって準備が必要になります。

 日本のどこかに行くなら数時間で済む準備も、方向感覚すら分からない海外だと2倍、それ以上の労力を必要とする、ということなんだと考えています。ただ、失敗を1度経験してしまえば、これほど強いものはありません。今回もヨットレース、セーリング文化の見聞を広められただけでなく、自身の『トラブル回避力』も成長したように思います。

◎アメリカズカップ取材の裏話
 取材の前準備ということで、ひとつ裏話を。これは、ほとんどの方の役に立たない話ですが…。実は、アメリカズカップの取材パスをバルクヘッドマガジンのようなセーリング専門のウエブメディアが取得したのは、『日本で初めて』のことになります。

 これまで、日本から取材に行く人は、新聞社やテレビ局、出版社などのバックボーンがあり、取材者(ライター、エディター、フォトグラファー)へパスが認められてきました。10数年前からセーリング専門のウエブメディアが登場し、いまでは相応の認知度を得ていますが、まだまだ評価を低く見られる場合があります。

 バルクヘッドマガジンは世界のメディアのなかでは新参で無名であり、取材許可を得るための壁は、かなり高いものでした。相手の担当者は、日本語をわかろうとすることなど微塵もないので、たんなる極東のマニアックなヨットブログとなってしまったら取材許可は得られません。

 アメリカズカップの(現地)取材申請登録は大会の数カ月前からはじまります。その後、提出するものは、自身のメディア・経歴を証明するためのもの。バルクヘッドマガジンの(グーグル・アナリティクスのような)アクセスデータの提出。個人の取材経歴とアメリカズカップの取材内容の提出。今後の発表媒体がある場合を含めて、過去の仕事内容から(新聞社や出版社などから)証明証を発行してもらう等など。

 これらを提出した後、「Confirm Letter」(許可書)が届き、ようやくアメリカズカップの会場へ取材者として立ち入ることができる、というわけです。なんども何度も担当者とやり取りをするので、イライラすることばかりですが、許可が出ないことには仕事ができないので仕方ありません。

 …あれ? なんだか「大変だったゾ自慢」に聞こえたら申し訳ありません。言いたいのは、そういうことではなく、ゼロからはじめた日本のウエブメディアでも、世界中のどんなヨットレースでも取材可能だということ。

 今はありませんが、今後セーリングに特化したメディアが登場しても安心して突き進んでください、という話です。アメリカズカップのような現場で、いちばん積極的に取材活動しているのはウエブメディアなのです。

 ちなみにトランスパックヨットレースのメディア体制は、アメリカズカップと正反対で、むちゃくちゃフレンドリーなので仕事がやりやすいです。ヨットクラブのおじいちゃん、おばあちゃんが運営を担当していて、選手だけでなく、わたしのようなメディアにもたくさん世話を焼いてくれました。

 バルクヘッドマガジンが好きなメディア体制は、もちろんアメリカズカップではなく、トランスパックです。

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