【SWC蒲郡】雨天、微風で始まったW杯、470級男女で日本勢が好発進

  • 18
  • Oct

 10月17日、前日から降り続く雨の中、日本初開催となる「セーリングワールドカップ 愛知・蒲郡大会」のレースが始まりました。風が弱く予定より約1時間半遅れのスタートとなりましたが、男女合わせて計8種目すべてでレースが行われ、日本は470級男子の第1レースで磯崎/高柳組がトップフィニッシュするなど、幸先の良いスタートを切りました。(レポート/西 朝子)

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50艇がエントリーするレーザー級。photo by Junichi Hirai

【470級男子】
 全種目の中で最も風に恵まれたのが、一番沖のエリアで行われた470級です。第1レースは磯崎哲也/高柳彬組がトップフィニッシュしました。初日は2レースが行われ、「軽風の難しいコンディションでしたが、しっかりまとめることができました」という磯崎/高柳組が2位。暫定トップに立ったのは、ロンドン金、リオ五輪銀のBelcher/Ryan組です。3位には今村亮/外薗潤平組、4位に高山大智/今村公彦組、6位に土居一斗/村直矢組と日本勢が続いています。

【470級女子】
 リオ五輪後、約1年ぶりのレース出場となったのが吉田愛/吉岡美帆組です。スキッパーの吉田はこのレースが出産後の復帰第一戦。久しぶりのレースでスタートに苦労していましたが、レース終盤にかけて順位を上げる堅実な走りはさすが実力者です。2レースを終えた順位は4位。暫定トップは世界チャンピオン、ポーランドのSkrzypulec/Mrózek Gliszczynska組です。

【49er級男子】
 日本から古谷信玄/八山慎司組と高橋 稜/小泉維吹組の2組が出場している49er級は、軽風のため1レースだけ実施されました。古谷/八山組は11位、高橋/小泉組は19位。

【49erFX級女子】
 49erFX級は3レースを消化し、ヨーロッパチャンピオンのSebesi/Dubois組(フランス)が暫定トップ、原田小夜子/永松瀬羅組が2位、波多江慶/板倉広佳組が3位につけています。

【レーザー級男子】
 一人乗り種目のレーザー級は、今大会で最も多い50艇が参加しています。オーストラリアのTom Burton(リオ五輪金メダリスト)、キプロスのPavlos Kontides(2017年世界チャンピオン)、イギリスのNick Thompson(2017年ヨーロッパチャンピオン)が顔を揃える激戦種目です。
 2レースを終えた暫定トップは、イギリスのLorenzo Brando Chiavarini。キプロスのKontidesが2位、オーストラリアのBurtonは4位、イギリスのThompsonは18位と少し出遅れました。「お天気はイマイチでしたが、今大会は2018年ワールドカップシリーズの初戦なので、次へ続く良いレースをしたいです」とBurtonは意気込みを語っています。

【レーザーラジアル級女子】
 レーザーラジアル級は2レース実施されましたが、風が弱く2レース目は途中で中止となりました。1レースを終えた時点の暫定トップは、リオ五輪の銅メダリストのAnne-Marie Rindom(デンマーク)。軽風を得意とする多田桃子が9位につけています。

【RS:X級男子】
 初日2レース行われたウインドサーフィン種目のRS:X級男子は、スイスのMateo Sanz Lanzが2レースともに1位でフィニッシュし、暫定トップに位置しています。9月、江の島で開催された世界選手権大会で優勝した中国のBing Yeは2位。「世界の強豪選手たちが日本の海で走っているので、自分たちも良い走りをして大会を盛り上げていきたいです」と話す富澤 慎は6位です。

【RS:X級女子】
 女子は先の世界選手権大会でも活躍した小嶺恵美が、2レースを消化し2位と好調な滑り出しです。得意な軽風コンディションでコンスタントに上位を走りました。同じく軽風を得意とする香港、中国勢が上位を占めています。


W杯蒲郡レース初日 ハイライト映像

セーリングワールドカップ 愛知・蒲郡大会 初日成績
●470級男子(参加24艇 12カ国)
2位:磯崎 哲也(エス・ピー・ネットワーク)/高柳 彬(日本経済大学)
3位:今村 亮(一宮開発グループ)/外薗 潤平(JR九州)
4位:高山 大智(YAMAHA Sailing Team‘Revs’)/今村 公彦(YAMAHA Sailing Team‘Revs’)
6位:土居 一斗(アビームコンサルティング)/木村 直矢(アビームコンサルティング/日本大学)
12位:市野 直毅(所属なし)/長谷川 孝(横浜ゴム)
14位:神木 聖(YAMAHA Sailing Team‘Revs’)/疋田 大晟(YAMAHA Sailing Team‘Revs’)
21位:河合 龍太郎(三井住友海上火災保険)/中澤 太郎(三井住友海上火災保険)
24位:小泉 颯作(トヨタ自動車東日本)/野田 友哉(日本経済大学)

●470級女子(参加14艇 7カ国)
4位:吉田 愛(ベネッセホールディングス)/吉岡 美帆(ベネッセホールディングス)
7位:林 優季(明海大学職員)/西代 周(明海大学職員)
10位:山本 佑莉(鳥取県セーリング連盟)/斎藤 由莉(早稲田大学)
14位:宇田川 真乃(YAMAHA Sailing Team‘Revs’)/関 友里恵(YAMAHA Sailing Team‘Revs’)

●49er級男子(参加20艇 11カ国)
11位:古谷 信玄(エス・ピー・ネットワーク)/八山 慎司(エス・ピー・ネットワーク)
19位:高橋 稜(オークランド大学)/小泉 維吹(早稲田大学)

●49erFX級女子(参加9艇 5カ国)
2位:原田 小夜子(豊田自動織機)/永松 瀬羅(豊田自動織機)
3位:波多江 慶(豊田自動織機)/板倉 広佳(豊田自動織機)
9位:山崎 アンナ(ノエビア/日本体育大学) 高野 芹奈(ノエビア/関西大学)

●レーザー級男子(参加50艇 23カ国)
33位:瀬川 和正(鳥取県立米子産業体育館)
40位:南里 研二(三重県体育協会事務局)
42位:樋口 碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
48位:北村 勇一朗(関東学院大学)

●レーザーラジアル級女子(参加35艇 21カ国)
9位:多田 桃子(三重トヨタ自動車)
20位:冨部 柚三子(福井県体育協会)

●RS:X級男子(参加19艇 9カ国)
6位:富澤 慎(トヨタ自動車東日本)
10位:池田 健星(明治大学・KAYA)
17位:尾川 潤(島精機製作所)
18位:倉持 大也(福井県体育協会)
19位:福村 拓也(豊田自動織機)

●RS:X級女子(参加13艇 6カ国)
2位:小嶺 恵美(一宮開発グループ/ジェイウィルコーポレーション)
8位:大西 富士子(ホマレ電池)
9位:須長 由季(ミキハウス)
10位:伊勢田 愛(福井県体育協会)
13位:松浦 花咲実(大阪学院高等学校)
15位:山辺 美希(サガミ)

セーリングワールドカップシリーズ蒲郡
(ニュース、成績、フォトギャラリー等)
http://swc-gamagori.jp/

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